2010-02-07から1日間の記事一覧

2話 瓶詰悪魔 -7-

ちーちゃんはわたしに気にするなと言った あーちゃんはわたしにごめんねと言った わたしはなにも言えなかった ◆リビングのテーブルの上に無言で鈴華の入った箱を置く。 『空音。今までありがとうございました。あなたと暮らした間はわたしの人生のなかで最も…